トラジャ担は楽しい〜人生初のジャニーズJr.沼~

これは去年の秋(2019年10月)の話。

わたしとTravis Japan(通称トラジャ) の出会い、そして楽しいトラジャ担ライフを送るまでの話です。

 

※ちなみにこの記事を書いたのは沼落ちから3か月後の2020年1月末。怒涛の情報量と新鮮な衝撃たちを書き残しておこうとしたメモより抜粋しています。(いつか公開しようと思っていたら半年以上経ってしまった。)

 


今更かよって感じですが、あれからもうすぐ一年経つんだなぁという思い出もこめて。


こんなハマり方した人がいるんだなぁ程度に読み流していただければ嬉しいです。

 

 

 

 

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 【出会い】

2019年10月17日、出会ってしまった。


TravisJapan(トラビスジャパン)のパフォーマンスに。

ライブで「愛のかたまり」のカバーを披露している動画だった。

 



きっかけは、去年の夏、たまたまカラオケでKinki kids「愛のかたまり」を歌ってみようとした時のこと。この曲がカラオケランキングに入っていたことに驚く。ん?発売もかなり前の、それもシングル曲でもないのに、なぜ…。私が知らなかっただけで、実は人気なのだろうか。

調べてみたら、どうやらジャニーズの後輩達(Jr.)がライブでカバーしているらしい。なるほど、先輩の曲をカバーするという文化があるのか、知らなかった〜。

それで若い子にも認知されてるのかしらん。そう思いながら調べていた中で、前述の動画に出会う。それがTravisJapanのパフォーマンスだった。

 

♪思いきり〜

抱きしめ〜られ〜ると心〜♪

 

白のブラウスシャツを着た美青年達が静かに歌い、踊り出す。


数秒再生したところで止めた。

………。

 


やばいやばいやばい、
ドンピシャで好みのものを見て、しまった!!!!(汗)

思考がショートした、とはまさにこの時のこと。

スモーク漂う青白い光が当たるステージで、バレエのようなスロウジャズのような、しなやかなダンスを披露する青年達。

 

愛のかたまりのメロディにこれがまあ、合う。一瞬で「これは、好きなやつ!!!」と直感した。


ジャジャジャジャニーズに、こんな、ダンスをする集団が、いたのか…」

「いま、王子のような顔*1がいたぞ…??」

 

数秒見ただけで胸がいっぱいになっていた。

繰り返し再生する勇気がなかった。


「これは、もう、手を放してはいけない。」ここで異様な瞬発力が働いた。

よくわからないまま、とりあえず情報を収集するためにツイッターアカウントを新設。これは集中して掴まなければ。それが去年の秋のことだった。30 年以上生きてきて人生初のジャニ沼へ足を踏み入れたのだった。


何もわかってない、メンバーの顔と名前すら知らないのに、とにかくあの映像を入手したくて、何やらその時予約受付をしていたDVDを即購入予約した。行動のスピードが加速する。迷いは全くなかった。絶対に好きだという確信があったから。(そして後にこの確信は間違っていなかったと知る)

 

 

【右も左もわからぬジャニ界隈】


そしてツイッターを開設してすぐに、同じようなタイミングでファンになった先輩に声をかけていただいた。すごい、このジャニーズ界隈、まさかの、人が優しい!!!

 

基本ROM専の2次元オタク出身・同担拒否界隈で長年息していたので、こういう優しさに慣れていなかった。人は優しくされると、心を開く。

私はこの年で新規という、右も左もわからない状態だったけれど、恥を捨てて情報を吸収していくことにした。知らなかったと大っぴらに言えるって、すごい開放感なんだな。オタクはにわかという存在には厳しいと思い込んでいたけど、 新鮮で、生まれ変わった気分だった。これまでの界隈で先輩面していた自分を一旦わすれ、私は新しい界隈で新一年生になった。ワクワクすることばかり。人生ってまだまだ楽しい。


とりあえず、ゆるく追おう。最初はそんなノリだった。

 

まずは名前を覚えて、動画を見て、顔を覚えて。私が一番気になったのはダンスなので他のパフォーマンスも見て…。

そこでジャニーズ Jr.のYouTubeチャンネルがあるということもこの時に知った。べ、便利……!時代すげ~~。というのが最初の感想。あれ…ジャニーズ っていつの間にネット進出してたのか…。

 

ツイッターにはステマシートという、ファンが解説を入れた紹介図もあった。や、優しい……!なんて優しい世界!!(2度目)

 

新しく知ることは、アイドルの活動だけではなかった。界隈の文化とコミュニケーションそのものが、これまで住んでた2次(アニメ・漫画)界隈と違って、発見だらけだった。すごいな、ジャニーズ。だてにファンクラブで食べてる世界じゃないな。

ファン目線の企業、すご…。(古巣の2次ジャンルと比較して福利厚生の素晴らしさを語りたいけれど、どうしても古巣の愚痴が入ってしまいそうになるのでここでは我慢する。)

しかし、とにかく全国幅ひろいファンを獲得して経営を続けている大手事務所、感服しました。ジャニー喜多川さん、亡くなってから事務所のファンになってごめんね。タッキーこと滝沢くん、応援しています。

こんなに応援しやすい環境をありがとう。


【10〜11月 怒涛のメディア露出】
そうこうしている内に、大きなニュースが入ってきた。TravisJapanが「週刊ザテレビジョン」の表紙を飾るらしい!それも全国版で。なにがすごいかわからないけれど、表紙とはすごいことだなというのは分かった。

だって、まだデビューしてないJr.なんだよね…?

 

人生で初めてTV雑誌を買った。

 

ちなみにこの時点でも私はまだメンバー全員の顔と名前を把握していない。如恵留くんが気になっていたので彼と、リーダーの宮近くんはなんとなく把握していたレベル。ステマシートにしきりに「松松」という言葉が出ていたが全然覚えられなかった、ごめん。メンバーの第一印象は語ると長くなりそうなのでここでは割愛する。


同じく11月、TVの「スッキリ」に生出演すると知る。これまたすごいな!と、偶然にもリアタイで見ることができた。舞台「虎者」の宣伝もあり、ちょうどメディアにバンバン露出していた時期だった。ただ当時、私はその辺りのことをまだよくわかっていなかったため、「雑誌にも出てTVにも出て、追える媒体がたくさん!ていうか更新頻度高いな!」と新鮮に楽しんでいた。それまではYouTubeチャンネルからしか情報を得ていなかったので、ネットの世界の人が現実に現れたような驚きがあった。もっと閉じられたコミュニティかと思っていたのに、意外にも世間への露出が積極的なんだな!?は〜〜ジャニーズすげ〜〜(n回目)

 

【ファンクラブに入る】

ツイッターからも情報を得ていたけれど、まだまだ他のトラジャファンのみんなが話している内容の半分もわからなくて。曲名の略称とか、メンバーの日常の話とか。

Q.なんでファンはそんなにメンバーのプライベートに詳しいの?え、過去の雑誌インタビューで答えてた?そっかぁ。→雑誌読もう。バックナンバーも切り抜き集める。

Q.その写真は何?ショップで売ってるって?→ほんとだ、ビジュアルめっちゃ良い。買おう。

Q.情報局って何?ファンクラブ?→わかった、入ろう。

Q.ところでとらまるって何?→あ、これも毎月のファンクラブみたいなものね、OK。(遅れて12月からようやく開始)

 

だんだんと、トラジャ担先輩方が話していることが理解できるようになってきた。他Gの曲名の略称とか。なるほど!ジャニーズ内の先輩曲をライブでカバーしたりするんだね!あとツアーのバックについてたりするのか~なるほどなるほど。ここからキスマイ、Hey!Say!JUMP、SexyZone、キンプリ 、スノストなど他のグループとメンバーも覚えることになる。

(ここ10年のグループ全然知らなかった私。最新情報がKAT-TUNどまりで、それもメンバーの名前全員言えるか怪しいレベル。曲がわかるのもSMAP、V6、TOKIO、Kinki。TVからの情報しか目に入ってなかった。)

 

トラジャ単体をゆるく応援しようと思っていたらまさかのジャニーズ全員を勉強することになりました。だけど、これが奥が深くて楽しい。覚えることたくさんある。1から語学を学んでいる感じに近い、その国の文化も一緒に覚えていく。馴染めていく喜び。(最近は他のJr.の顔と名前も覚えてきたよ!※1月時点)

 

【舞台裏を知る】

11月後半にはRIDE ON TIMEドキュメント番組が地上波で放送された。

www.youtube.com

これを観たことで一気に距離が縮まった気がした。

私がなんで彼らを好きになったのか、その入り口は表面的な一部(ダンスやパフォーマンス)ではあったけれど、その裏側もまるっと全部含めて好きだった。想像以上だった。

 

「好きになって本当に良かった」

「同じ時代に生まれて出会えたことが嬉しすぎる」

何度そう思ったか!毎回、毎回毎回この言葉に着地する。


「出会えてよかった。」

 

人生で初めてかもしれない、こんなに応援したい存在ができたこと。もう好きとか嫌いの次元ではない、尊敬している。崇拝とは違う。

ただただ、素直で正直で、等身大で、努力を続け、ひたむきに、あきらめず、挑み続けるその姿に心が打たれた。見ていて全く飽きない。キラキラしているというのとはちょっと違う。どちらかというと泥臭いかもしれない。でも、ステージに立つと、そんな汗や葛藤や悔しさが全部消えて、洗練された圧倒的なパフォーマンスを見せる。熱。情熱を感じる。

何を思ってステージに立っているんだろう…。きっと楽しいんだろうな。「誰かのため」にとか「自分のため」にとか個人的な枠には収まっていないと思う。おそらく、この「時間」、この「場」に全てをこめている。そうした「一瞬」に全て詰め込んで生きているかのようなエネルギーを感じた。過去にも未来にもとらわれていない、ただ、今できることを全て出すだけ。

まだ生で舞台やライブを見たことはないのに、その瞬間を一緒に味わっている気になった。すべて映像を通して勝手に感じただけ。でもなぜか伝わってくる。彼らの内に秘めた爆発的なエネルギーが。

 

私は10月後半から彼らを知ったので、その前の活動やファンの想いは後で知ることになる。どうやら8.8が一つの大きな転機になったよう。だからなのかな、jr.歴が長いはずなのに、TravisJapanにはフレッシュさや新しさを感じる。普通ならもっとグダグダなノリになってもおかしくないはずで。きっと、これまでは殻にこもっていたのかなって。ずっと抱えていたエネルギーをやっと放出し始めた。

8月のサマパラがあって、10月のオースティンコラボ機会があって、11月に屋良さん指導をうけた虎者があって、そして12月はJUMPツアーバックについて。もちろんこれまでもたくさんの場数を踏んできたわけだけど、7人が一つになって殻から出てこれたのかなぁなんて。

 

彼らの成長の勢いを、これでもかと肌で感じる。なんてグループなんだ。目が離せない。

 


【とにかく何かしたい】

12月。気が付いたらしめちゃん(七五三掛 龍也くん)にぞっこんになっていました。え、いつから?11月から自覚はあった…けど、たぶん雑誌やライブ動画ダイジェストなんかを浴びて完全に落ちていたと思う。ファンレターをすでに月1で出している。おいおい、こんなこと初めてなんですけど…?

 

いやしかし、どうしても感謝を伝えなければいけない。どれだけ魅力的か、そして私が影響を受けてダンスを真似して練習していることとかROT見てから筋トレ再開したこととかいっぱい伝えたいことがある。読んでくれるかなんてわからないけど、いいんだ自己満でも。今のこの感動を伝えたいんだ。

だってびっくりするくらい毎日のように私達へ、たくさんの贈りものをくれる。動画やインスタやブログや雑誌インタビューやTVやアイランドTVや…もう、こんなに毎日一緒にいていいの??と混乱するくらい、隠しごとなんか一つもないみたい、全て見せてくれる、思いも行動も表情も。こんなの、バランスが取れないよ。トラジャメンバーが毎日毎日どこかで頑張っているのに、私が何もしないでいるなんて…何かしなければ!とエネルギーが無限に湧いてくるQOL爆上がりの日々。

 

 

【ファンの団結力】

そして、なにがすっごいって、ファンもどんどん一致団結していったんだよね。私は過去を知らない、ここ数ヶ月しか知らないけど、YouTube再生数の伸び、要望Tigerの活動、応援コメントやツイッターの反応、周りへのトラジャの布教、どれも楽しくてしょうがないほど、わいわいしている。「今一番楽しい界隈はトラジャ担」って自称してる人がいたけど、ほんとに同意しかなかった。こんな新規でも一緒にお祭りに参加している気分。楽しい、楽しいよ。クリスマスの時みんなが買い物に走る姿は楽しかったよね~。エスティーローダーさんはもちろん、SABONのプレゼントBOX*2とかも。

 

コンサートレポも毎回楽しかった。ようやくこれがジャニーズのライブなんだ~って知ることができたし、臨場感があるね。生きている推しって毎回違う表情行動するから毎回一瞬一瞬が宝物なんだなぁ。

 

 

【ファンの行動が伝わるシステムに驚く】

どうやら、ジャニーズ界隈はファンの行動が、アイドルにも事務所にも協賛企業にも伝わるらしい。

 

#お礼しTigerの活動を知って感動した。お仕事の反応をファンが好意的に返すことでまた次のお仕事に繋がるかもしれない。愛の循環。すごい。なんて優しい世界なんだ…。

 

私がこれまで追いかけていた某作品は、企業がグッズやCDを出して、それにお金を払って手に入れて、おわりだった。商品を通して需要と供給のビジネスライクな関係で。でもその需要が企業に伝わっていなくて常にイライラしたり。供給される品の値段が微妙に毎回値上がっていたり。なんだろう、応援するという概念はあまりなかった。自分が欲しくなければ買わなければいい、そうしてお金を使うか使わないかの次元でしか捉えていなかった。

もちろん作品や物語やキャラクターに魅力を感じているけれど、どうしたらそこをピンポイントで応援できるかなんてわからなかった。作者の先生に直接お金を落とせるわけではない、かといってCDをたくさん買えばもっといいものを作ってくれるのか?それも不透明で。そんな疑心暗鬼が続いてしまい最近はなんだかグッズを買うのも躊躇するようになってしまっていた……

 

だから、ファンを大事にする、ファンの想いが届いていると実感できる体験が、今まで以上に嬉しくて身にしみた。私は応援を楽しみたかった。ライブが特に好きなのは、ファンとアーティストの気持ちが一体となるのが体感できたから。搾取的な立場ではなくて。「一緒に作品を作る」「みんなが一つの気持ちになる」言葉では良く見る表現だけれど、それを体験できる瞬間というのは本当に人生の中で何度あるかというほどの感動的な体験で。この瞬間のために一年働ける、お金を貯められる、そう思えるんだよ。

 

私が求めていたのはそういう関係だったんだなということにようやく気がつく。

視聴者として眺めるだけではなくて、自分も参加しているような応援の仕方。

 

そして、このジャニーズのね、Jr.をまだ知り始めたばかりなんですが、そこには「ファンの声」が少なからず反映される「応援」の意義ある世界があった。(※もちろん全てではないよ) 

①アイドルが実在する ②実在するアイドルに声が手紙がメッセージが届く ③企業にも届く ④何らかの形でレスポンスや反映がある ⑤グッズや写真を買うことが応援に繋がる ⑥相互で盛り上げていくという関係ができる もちろん時には大人の事情もあるけれど、これはすごい世界だなと思った。いや、他のグループや界隈は知らないしもしかしたら私が見ている世界も私の勘違いかも知らんけど!でも!!!「#応援Tiger」や「#要望tiger」は新鮮で画期的ですごいって思ったんだ。

 

私は前述したとおりの同担拒否界隈に住んでいたので(※トレーディングという商品がある以上、担当がかぶってはいけない)横のつながりなんてグッズ交換のビジネスライクな人しかいなかったし、同じ作品を好きでも繋がったり協力することはなかったのよ。言っても、ライバルというか戦場での戦友的な存在で。

 

それが、ここでは、一緒の応援団になれるんだ!

あったかい!優しい!

「担タレ」て言葉初めて知ったけど、こういうこと!?

 

騒がしくてごめんなさい。でも、私みたいなファン、少なくないと思うんだ。だってハッシュタグ祭り、この数カ月*3でめちゃくちゃヒートアップしてるもんね。みんな、楽しいんだよね。雰囲気で伝わってくる。


とにかくトラジャ担界隈は居心地が良かった。なんでだろうね。

それはTravisJapan本人たちが、純粋で、思いやりがあって、一所懸命で、本当に優しいからだろう。彼らに恥ずかしいことはしたくないって思える。

 

はーーーー、

いい子達に出会ったーーー


好きになって良かった~~~~!(大声)

 






 

総評:


トラジャ担は楽しい。


TravisJapanは、生き様全てまるっと尊敬する存在。





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【 編集後記】


さて、2020年9月現在、この記事を書いていた1月から半年以上たった今も、私のトラジャ熱は全く冷めえることを知らない。

 

感染症の影響で様々なステージや現場がなくなり、去年の茶の間具合からこの夏も変わらず自宅から応援する日々が続いていた。

でも、マジで毎日があっという間に過ぎていく。トラビスジャパンの7人は見るたびに成長している。

そして、自粛期間のYouTube視聴やサマパラソロ配信などの影響もあってか、この現場がないご時世でも新規のファンがどんどん増えている様子。すごい!さすが!嬉しい!!ようこそ!!!

 

そして、私が敬愛し大好きな虎担達が、今日もまた一致団結して新たな挑戦に取組んでいる。

 

#夢ハリミリオン

 

youtu.be

 

燃えるね。

あーー楽しいな、がんばろ!って思う。

 

と言っても私なんか全然戦力になれてないけれど…。

でもとにかく輪の中の一人にいられる感覚があったかい。楽しいからいいんだ。これに尽きる。

 

#夢ハリミリオンの達成もきっとすぐ近い。みんなで喜びたいな。

 

そして9月26・27日は待ちに待った「Enter1234567」公演(配信ライブ)です。さぁミリオン再生して当日を迎えるぞ!!!

 

 

 


きっと来週の今頃には興奮で頭がいっぱいになってると思うので今の内に残しておこうと思い、書きました。今年の秋も冬もきっと伝説がたくさん待ってる。一緒に素敵な景色を見たい。見ようね。


*1:川島如恵留くん

*2:YouTube【メリクリ】パーティー気分でX'masプレゼント交換会参照

*3:2019年11月~1月 Twitterで「#〇〇Tiger」やYoutubeの総評などTravisJapanのファンがみんなでトレンドに入れようと盛り上がった